一般社団法人宮城県造園建設業協会設立趣意

戦後の産業経済の急速な発展に伴い公害問題・生活環境の悪化は健康で文化的な国民生活に対する重大な支障となって参りました。本県においても宮城県環境管理計画が制定されるとともに国営釜房湖畔公園事業・県営加瀬沼緑地公園事業・新しい健康都市づくりを目ざす仙台市基本計画等の積極的な県土緑化の施策が進められるに至り、環境緑化の前途に明るい展望が期待される中、造園建設業界においては昭和48年任意団体の仙台造園建設業協会を設立し、仙台市を中心とする緑化行政に全面的な協力を行うとともに、公共造園技術の向上・普及・業界の資質の改善に努力して参りました。

また、昭和49年には伝統庭技を中心とする造園技術の向上を図るため、同じく任意団体の宮城県造園組合を設立し、国家検定制度である技能検定並びに職業訓練への積極的参加により、造園業の社会的・経済的地位の向上に努力して参りました。

しかしながら、これらの組織が個別に活動を進めていては内外の信頼性を得るには不充分となり、積極的に広く行政の指導を仰ぎ、技術や経営資質の向上を強力に押し進めることが時代の要請であることを痛感するに至り、観点を新たにして組織を統合し全県下会員の充実を図るとともに社会的地位の向上を目ざし、強力な県機構として社団法人宮城県造園建設業協会に改組発展させることを旧会員一同決意するに至り現協会が設立いたしました。

今後は全国的な連携を取りながら、なお一層県民生活の向上と緑化事業の推進に協力し、緑化業界の発展に貢献いたします。

 

協会概要

名称 一般社団法人宮城県造園建設業協会
会長 髙野 徹
住所 〒980-0011
宮城県仙台市青葉区上杉一丁目7−7 上杉ハイツ2階1号
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